2014・群馬渓流ラストラン

TROUT JAPAN  FIELD MONITOR    飯塚 俊明


午前2時30分、自宅を出発し関越自動車道北上する。


通い慣れたこの道も今季最後だと思うと寂しくなる。

コンビニで早めの朝食を済ませ林道へ入り午前4時30分車止めのゲート到着。

ここから徒歩で林道2時間、杣道1時間の道のりである。


歩き始めの暗闇の林道は気味が悪くヘッドランプで足元を照らし夜明けを待ち望みながら黙々と歩く。

待望の夜明けと共に見慣れた景色が広がっていく。

自然と足取りも軽くなってペースも上がり始めた頃だった、何やら後ろから近づいて来る!


チリンチリン熊鈴をかき鳴らし電動アシスト付き折りたたみ自転車のオジさんだった。

やられた!と思ったが挨拶して話しかけてみる。

歳は自分より一回り上と言った感じで地元の餌釣り師、今日は自分の入渓地点の下流に入るとの事。ホッと肩を撫で下ろし、つい話し込んでしまった。


30分遅れで杣道入り口に到着。


息つく暇もなく突入するが、ここから先の杣道はかなりひどく荒れていて、沢や窪と交差するたびに足元が崩れ、踏み外せば100m直下の谷底へ転げ落ちる場所がいくつもある道で気が抜けない ※杣道の写真は以前のものです。


午前8時入渓地点到着。


登山靴からWDシューズに履き替え、戦闘開始!

しかし帰りの事を考えるとのんびりしてもいられない。

最初の二俣までポイントを飛ばし飛ばし打ち込んでいく。

魚の溜まるいいポイントではチビ助イワナ達が群がってチェイスして運動会状態だがチミ達と遊んでいる暇はないと最初の二俣を左へ入る。

ここから少し時間を掛けながら釣り上がって行くがチビ助の猛攻が続く。

そろそろ次の二俣が近づくにつれて岩盤のポイントに変わってくるとイワナの数は減るがサイズが上がってきた。


ここぞと言うポイントでは必ずガバッ!と来る、あ~楽し~(´∀`)と思っているうちに次の二俣である。

ここは右も左も滝で当初から予定していた左へ進むが、ある筈の水が流れておらず枯れた滝を直登。

一段目は簡単にクリアーし二段目はチムニー状の壁をクライミングでヒヤヒヤしながら滝の上に降り立つと水は無くしばらく進むと再び流れが出て来た。

さっそく打ち込むと生命反応あり!


しかし渇水気味でポイントも小さく苦労したがスレていないイワナに遊んでもらい最後の三俣付近の良いポイントでは60近いやる気の無い大イワナがフラフラチェイスしてきました。


釣りたかったな(-_-;)と思いつつ2014年の渓流を終了致しました。m(_ _)m