Monster salmon of Sakegawa

TROUT JAPAN FIELD STAFF    佐藤 剛


いよいよ鮭シーズンがやって来た!待ちに待ってた訳でもなく必然的に来ちゃった感がある。決して楽しみでない訳ではない!強烈なアノ引きを味わう醍醐味は間違いなく楽しみではあるのだが、何せ、二カ月半も前からの予約申し込みなのだから、、、

『向居橋下の受付』

遡上は早いのか?遅いのか?晴れが続き渇水なのか?雨が続き増水なのか?はたまた雪か?秋シーズンの長期予報もアテにはならないし待ち草臥れること必至。一回の調査に賭けると外れた時のショックが大きいので11月期間中の1カ月余りのシーズンにバランスよく数回の調査予約を入れる。それがやっとやって来たのだ!


DAYS1 10/31 小雨 増水

連日の雨のためダムの放水があったのか水量はかなり多め!入ることの出来るポイントも限られ受付を済ませ足早に目的の場所に急ぐ。川岸の葦の茂みまで水が流れ、縺れる足を必死に上げながら到着。幸いにも他に釣り人もおらず伸び伸びとロッドが振れそう。増水しているだけに重めのスプーンをセットし釣りを開始した。今年は早い時期から遡上が確認されており既にヤナ場では500匹以上の水揚げがあったそうだ。調査初日ということもありかなり期待していたのだが水量の所為か水温の所為か追う気配もなく渋い予感。しばらくして流心を切った緩やかな場所でアタリが連発!しかし乗らない!きっとオスなのだろう。鼻曲りのオスは口先が鳥類の嘴のように硬く伸びフッキングさせるのに一苦労する。やっと乗って何とか今シーズンのファーストフィッシュをゲット!サイズはそこそこだったが上へ下へと鮭ならではの激しいファイトを楽しむことができた。
『一期一会の出会い』


DAYS2 11/1 曇り やや減水

昨日の調査から今日のポイントを想定していたのだが打って変わってやや減水傾向。入る場所に悩むも昨日と同じポイントに入る。減水により昨日の魚の付き場とは全く違う、、、探し当てるまでしばらくかかってしまったが例年のポイントに入っている魚影。しかしながら追う気配が全くない!完璧にペアリングに夢中モードである。できる限り同じところにステイ出来るリーリングで鼻先をかすめるイメージが均衡を破る。続け様にオス並みにデカいフレッシュなメスもヒットした!


『オス並みのファイトを見せたメス』


DAYS3 11/7 晴れ 渇水

一週間という期間が長すぎたのか?渇水による遡上の停止による産卵モードが促進したのか?既に産卵を終えた魚ばかりが目立った。いわゆるホッチャレ、、、役目を果たしてなおルアーを追い続ける生命の尊さに圧倒されてしまう。渇水がゆえ軽めのスプーンをセレクトしナチュラルに底を取りながらのリフトアンドフォールからのターンが功を奏し綺麗な魚体をキャッチすることができたのだが、今シーズンも終わりを感じさせる調査となった。
もちろんLEVELフックSALMON
しかもTsuyoshiチューン
スイベル+ティンセル+タコベイト!
強靭なサーモンの顎にも
確実にフッキングします!




DAYS4 11/21 曇り やや増水

北海道へのイトウ釣行のため中一週空いてしまったが前回の延長で考えたならばもはやシーズンは終盤も終盤、望みは限りなくゼロに近いものとして川に向かった。前日の雨のためか11/1同様の水位。ポイントではやはり役目を果たした魚ばかりが目立つ。フレッシュな魚を探すのに一苦労であった。でも確かに後発隊の鮭もかすかに交じる。漁協の組合員たちから耳にする「時期が遅くなるほど大型が交じる!過去には10kgオーバーも!」正に伝説のような昔話に聞き流していた。通常はオスで5kgあれば普通に立派な魚体である!
『オスの引きは最高!』

ぐだぐだと釣りを重ねしばし、、、
終了間際になり一気に減水して来たと同時に魚の群れが下流から入り込み一気に魚っ気が増してきた。
僅か終了時刻20前、上流にいた仲間たちにも続々ヒット!


『鮭初参戦の林さん』

『鮭3戦目の中山くん』

そして、、、
終了間際のラスト10分前
奇跡が起きた!
☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
遂に遂に
鮭川本来の血統鮭がヒット!
流心から剥がすことが出来ず
右往左往、前後に動かされ
自分では上げることできず
仲間に網を持って掬ってもらった。
網からはみ出す尾びれ
確実に今季最大の
Monster salmon of Sakegawa
であった。
ほんとドラマであるかのように
ファイト終了が丁度終了時刻であった。

『見よ!この手甲より幅広な体高!』

『ドーンと7kgオーバー!』


『おいらのスマートさが更に際立つ!』

かくして、、、
今シーズンの鮭川鮭有効利用調査を
ドラマチックな有終の美で終えた。



ロッド:M-AIRE66北海道
リール:ステラ3000
ライン:ファイアークリスタルPE1.2号+ナイロンリーダー
ルアー:スプーン各種17~25g
フック:LEVELフック
SALMON Tsuyoshiチューン
スイベル+ティンセル+タコベイト



TROUTJAPAN 
Field Instructor
Tsuyoshi Sato