【其之参】宮城県 白石川 山女魚、山吹の咲く頃...。

宮城県 白石川 山女魚、山吹の咲く頃...。其之参

                           写真と文 大石 喜久徳

【白石川の思い出】

 

今年の春は、異常に遅い...。

どこの渓流も、一ヶ月近く遅れている。

降雪量もそうだが、渓流解禁からの低温で渓魚達の活性も著しく低い。

昨年もそうだったが、今年の気象はそれよりも酷すぎる...。

 

ゴールデンウィーク中は、相変わらず仕事三昧。

それもまた、致し方ない...。

 

昔は、白石川も年券を購入して、春先のランドロックのサクラマス狙いから訪れていた。

もっと古くは、1月1日解禁の頃から頻繁に通っていたものだ。

 

春の渓流、夏のあゆ...。

 

それぞれに、想い出がある。

 

あれから、かなりご無沙汰していた。

 

最後に白石川で釣をしたのは、確か、ギジーの取材だったから、かれこれ12年以上経つ。

今、その時のギジー誌が手元に無いので、何月号かは分からない。

 

でも、内容は夏の七ヶ宿ダムから遡上したランドロックのサクラマスのヒットだったと記憶している。

 

しかし、定かでない...。

 

サイズは、50cm弱。だったかな?

 

やまめの50cmなら万々歳だが、サクラマスの50cmだと、ちょっと恥ずかしい...。

 

後は、ミノーサイズのいわなが無数...。

 

 

お昼近く、小一時間で5尾の釣果。ポイントは、馬鹿の一つ覚えでいつものコース。今回、不思議といわなのヒットが無かった...。

 

 

今回も、主役は『姫神』。我ながら天晴れの出来に満足です!

【姫神というスプーン

 

元来、面倒臭がりの自分は、シーズン初期はスプーンを多様する。

スミスのテスター時代も、ピュアオンリーだった。

でも、今はピュアに頼ることは出来ない。

 

大震災の前年、姫神の金型を造ってもらった。

 

サイズは、全長33mm、幅12mm、厚さ1,5mm,重さ3,6g

 

オールシーズン通して使うには、ピュアの5gでは、デカ過ぎ、3gでは小さ過ぎ。ならば、自分で創ろうと思い立ち創ったのはいいが、生産は遅れに遅れ、未だにショップさんにも案内できない状態。

 

ネットでちょびちょび販売しようと画策したが、出来上がり次第、仲間たちが勝手にお金を置いて持っていかれる始末。

 

まあ、仕方あるまい...。

 

ちなみに、価格は1個300円。

 

もっと安くしたかったけど、金型料金の回収を考えるとこれがギリギリのラインですね...。

 

今月中に、納品がありますが、既に8割は予約品。

 

残りは、オークションにでも出して見ましょうか!

【山吹の咲く頃】

 

 

当日、朝一は新潟の荒川を流離い、下界に下りたのは11時近く。

荒川沿いの道の駅の温泉でまったりしようかとしたところ、事務所から電話が来た。

来週から、青森県八戸市のリフォーム現場の作業開始予定が早まったので、今すぐに戻って来いという。

携帯電話とは、便利であるが、それに反し意地悪なモノである...。

 

国道を一路、白石方面を目指し走った。

道も良くなり、バイパスを通るとあっというまに峠まで走ることが出来る。

 

便利だな...。

 

素直な感想。

 

山越えをすれば、直ぐに七ヶ宿に入った。

横目で白石川を眺め、尚も下ったが、昔からお世話になっている遊漁証の販売所の前で止まってしまった。確か、天気予報では雨の予報だったが、朝方、荒川でポツポツ降った程度で、今も降ってない。

 

雨が降るまで、帰りは夕方までたから...。

 

いつもの嫌らしい考えが脳裏を過ぎる。

そう思ったのもつかの間。既に、日釣券を手にしていた。

 

馬鹿たる由縁がここにある...。

 

山吹の咲く頃の白石川。

 

何年振りか?。いや、15年振り位じゃないかな...。

 

いつものポイントから、渓流に入る。

ここは、スミスのテスター当事から、セミナーなんかで使っていたコース。

 

セミナーに参加して頂いた皆さん、元気ですかね?

 

ゴールデンウィーク中は、連日のようにアングラー達で賑わっていたという。

確かに、踏み後は未だにハッキリしている。

 

駄目元のワンキャスト目。

 

アップにキャストして、暖流帯の渦を通過させる。

はい。あっさりヒットしました。

 

餌釣りなら、間違いなく狙うポイントも、ルアーは敬遠するポイント。

 

昔からそうだが、表層の流れしか読まないアングラーが多い。

流れには、表層よりも低層の流れが重要なんだよな...。

ひとり、ぶつくさ呟きながらやまめを引船に入れた。

 

小一時間、遡行を続けた。

 

撮影に耐えうるサイズのやまめは5尾。

 

しかしながら、いわなの姿が見えない。

 

これまでヒットとしたのは、たばこサイズ2尾のいわなのみ。

 

これも、連休の後遺症なのかな...。

 

 

 

 

 

いつか、いいことあるだろうな...。

白石川のやまめ、元気でなにより!

 

タックル

 

ロッド:オリジナル4ft

 

リール:カーディナル33

 

ライン:6Lb

 

ルアー:TROUT JAPAN

    スプーン

    姫神 3,6g

 

フック:スーパーヤマメ-3

    プロト-2