【其之八】青森県 津梅川 岩魚の楽園  昔と今…。

青森県 津梅川 岩魚の楽園  昔と今…。其之八

                           写真と文 大石 喜久徳

【昔話...

 

あれから何年経っただろうか...。

 

思い出すのも億劫なくらいの時間が経った...。

 

さらに、Gijieの何年の何月号の連載記事だったのかも分からない。

 

自分の所に送られた本は、その多くが仲間達が持ち帰っていて所在不明。

 

そのことを、先日八戸の釣友に話したところ、複数持ってるからと、わざわざ送ってくれた。

 

しかし、封は開けたが、まだ見てない...。

 

暇になったら見ようと思うが、果たして何時になることやら...。

 

あの時も取材で入渓したのは、確か今頃だったかな?。

 

暑くも寒くもないことだけは覚えている。

 

あの時は、Y編集長と秋田、青森の取材で入渓した。

 

前夜は、不老不死温泉でなんか凄い料理の量に圧倒されたのだけは記憶に残っている。

 

なかの君との取材では、いつも質素な温泉宿に泊めらせられていたから、より鮮明に覚えてしまったんだ...。

 

多分だけど...。

 

なかの君、これ読んだら怒るかな...。

 

まあ、仕方ない。

 

事実だから。

 

 

 

注:なかのまさき 元Gijei編集長 当時は、副編集長

 

 

後日、山形県鶴岡市在住の釣友から、GIJIE(2001.9月号)№35に掲載とわざわざ連絡を頂きました...。

 

ちょっとお洒落にモノクロで撮ってみた。技術の進歩について行けないけどね...。 

 

カラーで撮っても絵になるいわな君ということで!。勘弁してください。 

 

 

 

【イワナの楽園健在か...】

 

 

実を言うと、一昨年の今頃、この渓流に入ろうと途中まで行ったことがあった。

 

しかしながら、敢無く林道の落石で通行止めで戻って着た。

 

まあ、同行者が同行者だから、後でウダウダ言われちゃ敵わないから...。

 

回も、半分諦めていた。

 

通行止めが続いていたら、潔く戻るつもりでいた。

 

しかしながら、落石の通行止めは解除されていたのである。

 

やっぱり、日頃の行いの違いだね...。

 

午前3時。まだ暗闇の林道を上流に向けて走った。

 

何年経っていても、記憶は忘れないものだ...。

 

昔、いつも入渓していた橋の袂に車を止めて夜が明けるのを待った。

 

取材で入渓した、あの時を回想しながら...。

 

午前4時。

 

周りが白々と明けてきた。

 

ここは、白神の入り口だ。

 

そして、あの当時はイワナの楽園だったはず...。

 

違ってたら、ごめんなさいだな......。

 

 

 

 

 

 

 

【時代遅れの男...

 

 

最近、夙に老眼が酷くなり、ラインノットも時に面倒になる...。

 

昔はそんなこと無かったのにね...。

 

本業の仕事のお役所からの書類も、老眼鏡が無いと読みにくい。

 

適当に読んだふりしていると、事務に叱られるのはいつものこと。

 

最近では、新聞すら目を通さない。

 

昔からの活字嫌いに拍車がかかって着たようだ...。

 

だから、ロッドのセットは前日に済ませておいた。

 

ラインの先に結んでいるのは、スプーン。

 

あの時の取材時も、終日スプーンで行った。

 

というより、昔から渓流ではスプーンの使用頻度が高かった...。

 

理由は、勝負が早いから...。

 

ただそれだけの理由だ。

 

さらに、小渓流に入る時や初めて入る渓流では、スピナーで探ることも多い。

 

魚の反応をみるのにミノーだと、粘り過ぎるから...。

 

だから、今もその通り。

 

昔のまま。

 

時代遅れの男なんで、許しておくれ...。

 

 

 

 

 

 

 

【あの日のまま...】

 

 

午前4時過ぎ。

 

木々の隙間なっている場所は肉眼で確認出来るくらい明るくなった。

 

空を見上げると、今にも雨が降ってきそうな雰囲気である。

 

遅い梅雨に入ったばかりだから仕方ない。

 

ワンキャスト、無反応...。

 

ツーキャスト、無反応...。

 

スリーキャスト、無反応...。

 

まいったな...。

 

イワナいねぇよ...。

 

およそ500mの区間でヒットしたイワナは、たったの2尾。

 

それも、18cmほどのちびっ子だ...。

 

やっぱり、まいったな...。

 

取り敢えず、一服だな...。

 

空の引き舟をガラガラ引きずり上げ、大きな岩に腰を掛けた。

 

この区間は、入りやすいからな...。

 

さらに、時間が勿体ないから大場所メインで探ってた...。

 

反省すべき項目は、沢山あったのだ。

 

白神の渓流群の多くは、透明度の高い清水。

 

浅いだろうな、と思うポイントでも膝上くらいの水深がある。

 

雪シロが治まってから、入渓出来るようになり多くの釣り人に攻められ続けているから、大場所には居ないだろう。

 

居ても、かなりスレッからしになってるはず...。

 

結局、他の釣り人が無視するようなポイントを狙ったら...。

 

出るわ、出るわ...。

 

ちびっ子も含め、ヒットしたイワナは軽く二桁。

 

撮影用に引き舟に入れたのは、尺2本と泣き尺1本。

 

昔のようなパラダイスじゃ無くなってたけど、それなりに満足出来たって感じだった...。

 

良かったね!

 

 

 

 

一昨年は、この先が大規模な落石で通行止めになっていた。今は完全に復旧されていた。

 

上の橋の道端に大量の鹿の角...。切り落とされた部分があるから、誰か捨ててったんだね...。

タックル

 

ロッド:オリジナル 5ft

 

リール:カーディナル33

 

ライン:4Lb

 

ルアー:TROUT JAPAN

    スプーン

    姫神 3,6g

 

    ミノー

    タックルハウス

       バフェット SD55/S55  

          SD65/S65

 

フック:シーズンSP-3~4

    SEASON-2~3