追憶の谷

LEVEL FISHING

Field Staff 寺島 一哉


27日のラスト釣行で「良い型」は掛けたのですが、
その数日前に感慨深い釣行がありましたのでご紹介を。
雨による増水でどこも釣りにならない状況の中、
あちこちを見て回りつつ、帰りに何気に立ち寄ったとある川。
橋の上から覗き込むと、もう少し減水すればやれない事は無さそうだ。
「そういや…この奥はずいぶんとやってないな~」なんて山腹へ目をやる。
あの頃、亡くなった親父から「魚は居る」と聞きだして、
まだ元気だった親父と一緒に歩いた、最後の釣行がもうかれこれ25~26年前の秋。
そうと決まれば話は早く、逸る気持ちを抑えつつ2日間に区間分けして遡行してみました。
「まだ元気で居るかな?」そんな不安をよそに、入渓点から飽きない程度にポツポツ出てくれるヤマメ達。
「いや~生き延びてたんだねぇ~」
そんな独り言を言いつつ「ニヤニヤ」する自分はもう大分オッサンだ(笑)
やがて、山肌に露呈する岩棚や途中で現れるV字岩盤の細支流。
気のせいかもしれないが、目前に現れる川床もだいぶ埋まってしまっているものの
何もかもが昔のまんまに見えてしまう。
人工構造物の無い、非日常的な原始的景観と、美しい魚達との時間だけがゆっくり流れていく。
そんな中、奥深い山中で出た尺山女魚に対し「昔と変わらず居てくれてありがとう~!」と思わず呟きつつ
秋色を纏った美しいヤマメの姿を眺める贅沢な時間。
よし!また来年、同じ時期に遊びに来よう!と、ほくそ笑みながら下山してきました。
☆タックルデータ☆

ROD :ハンドメイド 49ML&EXC510ULX
REEL:C2000HGS
LINE:PE0.6+FC5lb
LURE:忍-50HS、50HSMD、50HSD、キシャズ48
HOOK:レベルフィッシング・ミノーブラック#1