近くて遠い一匹!

LEVEL FISHING

Field Staff 田中 秀和


近くて遠い一匹!

東京は3月21日に桜の開花が発表となりました。
3月になりほとんどの渓流が解禁となり、全国各地から早速渓魚の写真が投稿され
順調に皆さま解禁を迎えられているようで微笑ましい限りです。
私も、負けじとホームの道志川で解禁を迎えたいと、12日に出陣しましたが見事にボウズを食らいました。
自分のプライドの為、「道志川の源流部でヤマメを釣るまで他のフィールドには行きません!」とあえて宣言しました。
1週間後の19日、同じ条件で午後から入渓し夕マヅメ狙いでヤマメを!!
相変わらず、渇水状態で、ルアーを投げられるところが限られてくる!
丁寧に投げても、全く魚の姿は見えず!
約、1時間後テンカラ師が先行者で居たので、話をするが「全くアタリなし!」との返事!
私が一旦、退渓し「3~400m先で再度入渓する!」と話し了承を得る!
再度、入渓し叩き上がるが一向に魚の姿が見えない!
朝から、晴れて気温も上がって、アングラーが入ったのではないか?と勝手な想像をしながらも丁寧にポイントを叩いていく!
普段、水量が有って30cm近くあるところも15cmほどで太陽の光が水中まで届き水温を上昇させコケを発生させている!
ルアーをキャストし巻くとコケがルアー本体、フックに絡みルアーの動きを完全に封じ込められ、そのたびにコケを除去するハメに!!
段々とイラつくようになるが、抑えつつ堰提を一つずつ高巻きし上に釣り上がって行く!
前回、最後の堰堤で出てきた所に辿り着き、「決めてやろう!」とルアーをキャストするが全くヤマメが出てこない!
段々と気が焦る!
「今日もボウズか!!」と脳裏をかすめる。
まだ、日が暮れるまで30分ほど有る!
途中、一回だけ黒い影の見えたところまで戻るにも川を下っていたら確実に真っ暗闇になってしまうので
一旦、道路まで上がって速足で戻る!
何とか暗くなる間際、これで最後だろう!とキャストし2巻きしたところで強い引きとともに激しいローリング!!
バラさないよう、丁寧に巻き何とか1匹をキャッチ出来ました。
思わず、叫んでしまった!
たった1匹ですが、貴重な1匹!
最後に、「ありがとう!!もっと大きくなるんだよ!」と言ってリリースしました。
何故、源流のヤマメに拘るか? 
ただ其処にヤマメが居るから!! 
厳しい環境の中、生きているので自分自身も同じく中に入り対等な立場でヤマメと接したい!
使用タックル

ロッド SMITH 5.6ftMUL テレスコタイプ
リール DAIWA 15 LUVIAS  2004H
ライン VARIVAS  PE 0.6号
ショックリーダー  VARIVAS フロロ 3lb
ルアー ZANMAI  ソリスト50DD シンキング
     蛍光クリアーピンク ブルーバック

          ZANMAI ソリスト50MDⅡ FS(フラットサイド) 
    イチゴヤマメ

フック レベルフィッシング ミノーシングル #1