一魚一会〜乱暴なアタリ〜

LEVEL FISHING

Field Staff 佐藤  剛


一魚一会〜乱暴なアタリ〜

秋田桜鱒解禁が四月になり早三年。
風物詩としても定着しつつある。
今年の冬は積雪量が多かった所為もあるが、春先の寒暖の差も大きく、雪解けによる増水(雪代)も例年にないくらい長引いていた。本流の濁りと支流の流れの二極化は益々著しい。水量計ばかりでは測ることの出来ない、二つの流れの相関関係によって、魚の寄り具合も大きく違うように感じられる。

解禁日当日はまだスキーに没頭していたため、二週目からの参戦であったが、解禁当初からの吉報は皆無に等しかった。
予感どおり、例年なら二、三本は咲いていたサクラも今年は皆無。焦りばかりが募り、四月後半までは厳しい釣行続きとなった。

GW後半になって、ぽつりぽつりとサクラ🌸咲く!の便りが川を遡って来たかのように、自分に近いところまで来た!
٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

いよいよだね!
初めは昼過ぎの出来事!
何ヶ所かアップクロスで攻めていたポイントは何の反応も無し!
ハネやモジリがある訳ではないが、桜鱒が着いているだろう大場所を狙うため、そこにいると信じて数投ずつ立ち位置を変えて狙ってみた。大岩や流木が沈んでいるポイントではないが、ウィードの林の中にぽつりぽつりとハニースポットが点在している。
ほぼクロスで投げれる立ち位置に入った一投目!
「ガツン!」
ミノーを引っ手繰るような強烈なアタリ!なんだか懐かしくもあり、久しぶりの手ごたえに、嬉しさで満たされた。

あれやこれやのやり取りで上がってきたのは、53の小振りな桜鱒であった。
一年ぶりの一魚一会に、スマホを持つ手は震えていた。

その後近辺でのキャストを重ねたが、続くアタリはなく、群れというより、単発での遡上のようであった。

そもそも
桜鱒は群れで動くのか?

私の見解は「NO!」である。
橋の上から川を偵察してきたが、群れをなして遡上している姿は見た事がない!群れで泳いでいるのは、遡上終盤の桜鱒しか見た事がない。同じポイントでポンポンと釣れるのは、たまたま遡上時期や遡上速度が同じくした桜鱒が、同じ辺りまで遡上していたためと考えている。

数日後。。。
前回のポイントの少し下流に、朝一から親友と二人で入った。そのポイントは二人がキャスト出来るスペースはなく、友人にポイントを譲って、朝ごはんタイムにすることにした。ちょうど朝ごはんが済んだ頃、先にキャストを繰り返していた友人が上がって来たため、交代で入らせてもらう事にした。昨年も同様なシュチエーションがあり、次に入った私がサクッと釣ってしまった経緯もあり、
友「まだ、サクッと釣れだりしてな?」
俺「んだがらなぁ〜!笑笑」
なんて会話しながら、キャストを始めた。
ファーストキャストは近場から。徐々に距離を伸ばしていき、僅か三投目。クロスに流心を超えてキャスト。そこからは、流れにミノーを乗せ、テンションだけでスイング。リーリングは一切無し。フライの流し方と一緒だ。ダウンクロスに差し掛かり、流心に入る寸前に
「ゴン!ゴン!ゴン!」
あの、乱暴な、ルアーを引っ手繰るアタリ!しかも、首を振っている!直ぐに桜鱒であることを確信した。が、
流心に乗って、一気に下に走られた。ドラグが止まらない?鯉?さっきの確信は、不安に変わっていった。50mも出たであろうか?河岸には水没した柳が覆い被さり、そこに入られたら魚もルアーもおさらばである。

ドラグを少しずつ締めて魚の反応を待った。願いが叶ったのか、僅かに流心を外れ、魚の動きも止まった。そこから、徐々にリーリングを開始し、一気に下に広がるプールまで引き寄せた。既に3度のバラしから、慎重ならざる得ない状況でやり取りを繰り返し、銀鱗が浮かび上がってきた。安堵感とともに無事にネットイン!
サイズアップの62をキャッチすることができた。

締めくくり良し!!
充実のGWとなりました!

あっ!
締めは小桜と勘違いするほど
産卵期でぽっちゃりな
尺アップのグイウーさん
でしたけどね!
(*≧∀≦*)


DATE:2018.5.3-6
場所:雄物川水系玉川
ロッド:
SOULS TF-A92HS
MAIRE TB73 北海道
MAIRE TB66 北海道
リール:STELLA3000
ライン:Berklay SuperFireLine 1.2G
リーダー:VARIVAS ナイロン 20lb
ルアー:
SOULS 16Beat J.O.KER
SOULS BOMBER8F
SOULS NAMSAN17
スミス Dコンタクト85
フック:
LEVEL ミノーブラック
他 付属のフック

LEVEL Field Instructor
Tsuyoshi Sato